NORフラッシュ不足が迫る:AIデータセンターの需要への影響 AIデータセンターのブームは拡大を続けており、以前はDRAMやNANDの供給不足を招いていましたが、今やNORフラッシュも不足に直面しようとしています。 EEtimesは、AIサーバーや高性能コンピューティングデバイスにおけるNORフラッシュの需要が急増しており、主にブートコード、ファームウェア、メタデータ設定の保存が目的であり、これらはNOR上で直接実行できるため、非常に低遅延のランダムアクセスを実現できると指摘しました。 台湾の「Business Times」によると、GPUサーバーラックには最大30台のNORデバイスを搭載可能とされています。 NvidiaのGB200 NVL72システムを例に挙げると、NORのコストは最大600ドルに達し、今後数年で900ドルにまで上昇すると見込まれています。 NORフラッシュとNANDの核心的な違いはセル構造にあります。NORは並列設計を採用しており、高速な読み込み速度を持ちローカル実行に適していますが、書き込みは遅いです。 NANDは直列接続されており、容量は大きいもののランダムアクセス性能は低いため、AIサーバーのような低レイテンシなシナリオでNORは不可欠です。 主要サプライヤーに関しては、マクロニクスによると2D NORの需要は強いものの、NAND生産能力の拡大により3D NORの導入は2年遅れています。 WinbondはNORの生産能力を前年比で30%から40%に増加させる計画であり、今年および来年のDRAM、NOR、NANDの生産能力はすべて満席であり、業界の上昇サイクルは長期間続くと予想されています。